包茎手術の種類と必要な人について
包茎手術は状態によっては必ずしもしなければならないこともなく、これも真性包茎とかんとん型包茎の場合は早期の包茎手術が必要ですが、仮性包茎で性行為で支障がないなら基本的には手術は不要です。包茎手術が必要な真性の人は、亀頭が完全に包皮へ覆われていて包皮口が亀頭の大きさよりも小さいので、亀頭が全く露出しない場合です。間を清潔に保つことが難しく、包皮と癒着していることもあり性行為に影響が出るので早めに受けた方がいいです。
かんとん型は、真性と仮性の中間的な症状で包皮口に充分な広さがないので無理に亀頭を出すと締め付けを起こして元に戻らなくなる恐れがあります。最悪、血液が流れないで腐る危険もありこちらも包茎手術が欠かせません。
仮性は普段は覆われていても、比較的簡単に露出させることが可能で性行為にも支障がなく、横や斜めに引っ張りがあったりとかんとん型と近くて見わけも難しいです。仮性の場合は、包茎手術が必要なときと不要な場合があります。
仮性包茎でも包茎手術が必要な状態について
仮性包茎だと基本的に手術は不要ですが、症状などによっては必要になることもあります。包皮内に汚れや垢が溜まりやすくて雑菌などの繁殖で臭いがあったりと清潔に保てないときや、これが原因で亀頭や包皮に慢性的な炎症が起きてしまった人です。
また、包皮に毛が巻き込まれしまい亀頭などが切れて傷つくときや皮の余りが多いために性行為でコンドームのずれや取れるなどの影響が出るときにも手術を受けた方がいいです。他にも、本人が希望している場合はクリニックではメリットやデメリットなどの説明、インフォームドコンセントを行ってから手術をしてくれます。受ける時にも無料カウンセリングもあるので、疑問や不安に感じることを相談して納得してから行うことが重要です。
症状が気になる場合は早めに相談して、必要なら治療を受けるのが一番です。ただ、通常の病気と違って相談することが難しいこともあります。たとえ仮性でも皮の余り具合など状態も個人差があり、誰もが同じではありません。実際に包茎手術が必要か個人では判断できないので、気になるなら医師に相談することが大事です。
まとめ
包茎には3種類あって真正とかんとん型だと、色々な影響が出るため早めの包茎手術が必要です。仮性の場合は基本的に手術をしなくても大丈夫ですが、それでも清潔に保つことが難しいときや炎症が起きてしまう、性行為で影響が出る場合や精神的に仮性なのが気になるなら手術をしたほうが良い場合もあります。これも個人差があり、同じ仮性でもしなくて良い場合としないと駄目なことがあるので、まず症状などがあって気になるならクリニックのカウンセリングを受けるのがおすすめです。
